意味的には光で書いた絵って感じでしょうか。詳しくはググってくださいね。
手で書いた絵やイラストと違って、写真は基本的には現実と同一の像を二次元に結像させたものですね。証明写真や証拠写真という言葉があるように、昔は「写真=真実」という概念がありました。フィルム時代でもレタッチという作業はありましたが特殊な技能で、一般的には濃淡や色調の調整が精一杯でした。ところが、デジタル化以降の写真はレタッチや修正が素人でも簡単にできるようになって、どうやら「写真=真実」という式は成り立たなくなっているようです。
写真のレタッチという特殊技能を一般化させたのは「プリクラ」が最初になるのでしょうか? 個人的にシールが大嫌いなのでプリクラは利用したことがないので詳しくはないですが、流行しだした15年ほど前はそんな機能はなかったハズです。しかし、数年後には「目だけを大きく変形させる機能」や「肌をなめらかに見せる機能」などが搭載され、このあたりから「写真=真実」の公式が崩壊を始めたと記憶しています。今ではカメラ自体にそういった機能が内蔵されていたり、web上で編集するサービスもあるようですね。
他の外国ではあまりそういった需要がないのかと思いましたが、お隣の韓国でもこういったニュースが流れていました。日本人(+)に内在する外見に関するコンプレックスが「美しく見せたい」という自意識にと共に爆発したようですね。個人的には光や角度で工夫して美しく見せるならまだしも「変形」はイカンと思うのですよ。だって、それやっちゃうともう写真じゃなくて「自分に似た別の何か」になってしまうと思うのですよ。「じゃあお前だってアイメイクとかで偽装行為やってるじゃん」と言われれば返す言葉はないのですが。。。
でも実は一番の元凶は我々photographerにもあるのかもしれません。こんなニュースやこんなニュースが流れているように、広告や雑誌では「レタッチが当たり前」です。日本でもモデルさんやタレントさんの写っている広告や雑誌の写真では100%レタッチされていると言っても過言ではないでしょう。事実、私が仕事で撮影した有名タレントさんの場合も専属のメイクさんから「当然、肌とかの修正は後でしてくれるんですよね?」って念押しされました。別のモデルさんの場合も「これとこれは消して。でもこれは消さないで」って超具体的な指示もありました。
こんな具合ですから、読者が印刷された写真を見て「やっぱりモデルはキレイなぁ〜」とかなるのは当たり前ですね。中には完璧すぎて、イラストと区別できない写真もあったりします。彼女たちは偶像なのでそれでいいのかもしれませんが、全員が偶像になる必要はないと思うんだけどなぁ。みんなそれぞれが理想の美人を目指して、いろいろな顔があってもいいと思うのは私だけ?
私だってキレイに写りたいって気持ちはスゴくわかるです。でもやっぱり変形はヤリすぎだと思うの!
それならもはや写真じゃなくてイラストやん。。。
